NHKマイルカップ 2012年
勝ったのはカレンブラックヒル。
前走のニュジーランドトロフィーに続きマイル戦連勝。
逃げて、最後引き離した。強い!という印象。
中山のマイルとは展開がまったく異なる傾向にあることから、逃げ先行に決して有利でない府中のマイルであるが、自分でレースを引っ張り、自分のペースに持ち込んだ感あり。
ラップは、12.1 - 11.0 - 12.0 - 12.2 - 12.6 - 11.6 - 11.3 - 11.7
上がり3F 34.6
この上がりでは後ろは届かない。
ダイワメジャー産駒で強いのが出てきました。
ところでこのレースでは2番人気のマウントシャスタが直線で急に内側へ斜行し、シゲルスダチと接触?し、同馬は落馬転倒するというアクシデントがあった。
パトロール映像を見ると、まず外によれて(軽くオリービンを接触しているかもしれない)、その後うちへ切り込んでいる。
マウントシャスタは失格、岩田は開催4日間の騎乗停止処分となり来週のヴィクトリアマイルのマルセリーナ、再来週のオークスのジェンティルドンナには騎乗できなくなった。
レース映像を見たが、外側から川田騎乗のオリービンが上がってきており、前が詰まった岩田は内側に馬を入れた刹那に接触している。
ふとヴィクトワールピサの皐月賞を思い出した。
あの時は最内側に持ち込んで勝利を収めているが、後ろの馬には脚が残っていなかった。
今回は後藤騎乗のシゲルスダチにはまだ脚が残っていた。
その差かなという印象。
とまれそれが原因で落馬事故があったので失格。
次週以降の有力馬の騎乗機会を失した訳で、今回の騎乗で失ったものは大きい。
2着はアルフレード。前にいる馬同士での決着となった。
買っていた馬券は、単勝でカレンブラックヒル
馬連でカレンブラックヒルからモンストール・マウントシャスタ・ジャスタウェイ・ハナズゴールと相手はすべて後ろから行く馬であった。
的中は単勝のみ。
次は安田記念か、よもやダービーは使ってこないと思うのだが。